2006年12月19日

昔の話

昨日、自主練していたら また満州でアイスホッケーやってたという おじいさんに会った。
本来 大の人見知りのバクチャンが 自分から話しかけたのだ! やはり満州でアイスホッケーというのには 興味を引かれる。
満州のほかに大連とか瀋陽にも おられた事があると言う。 とにかく 向こうの冬は寒かったと言う。
マイナス10度 20度は当たり前、マイナス30度~40度の時さえあったそうだ。 ( B さんのカナダ エドモントンと同じくらいかな?でも現在とは 衣食住が全く異なるなぁ ) 
その頃 おじいさんは中学生で、マイナス10度までは、外で上半身裸で走らされ、 敬礼の仕方が悪い!などと言われ ( 敬礼の格好をビシッとする ) よく ぶん殴られもしたそうだ。
そんな中 アイスホッケーは なにより楽しかったのだそうだ! シューズは スピード用、ホッケー用と しっかりしたものが ちゃんとあったそうだ。
「 私のはホッケー用でしたけどな・・ 」 とうれしそうに言われる。
しかし防具は 現在のようなしっかりした物は無く、パックが当たったりして いつも 青あざだらけだったそうだ。  壁や防具が無くては当然だろうけど チェックは しなかったそうである。 
そして激しい試合の時だけは、竹で作った 脛あて をしてプレイしたのだそうだ。

厳しかった学校生活の中 昼休み時間 ホッケーシューズを 「カシッ!」 と台に載せ 研いだりするのが また楽しかったのだそうだ。 楽しみが少なかった当時 大切な道具の手入れが 楽しかったというのは、よく わかる気がする。



       おじいさんは、この道の向こうから 犬を連れ 歩いてくる。


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